【報告】甲骨文から見る中国文化(卜辞篇)

2024年4月から8月にかけて計10回開催した講義は好評のうちに終了しました。

講座では、15万の甲骨文拓片の中から農牧業、漁業、天文、気象、医療、祭祀、耕猟、戦争、建築、教育、交通、宗教などに関する卜辞や文章からテーマを選出し、甲骨文が使われていた時代、文字や文章の解析、書式の特徴などから多角的に読み解きました。

参加者アンケートからは、「当時の人々の思いや体験などに触れて、古人と対話ができた内容だった」等と嬉しい感想も頂いています。

また、講義の後では毎回、講義内容に関する甲骨文を張大順氏が直筆で色紙に書き、抽選で受講者の中にプレゼントしました。

張大順 Chou Taijun

甲骨文書道家・篆刻家・画家 The world of Calligraphy, Seal carving and Ink painting, and Oracle bones script Calligraphy.