【速報】千年の甲骨習刻図の謎を解読

この度、「甲骨文字の練習方法に関する分類の初歩研究――《甲骨文集》22507習刻骨の2つの図形より」と題した論文を発表しました。

(以下、記事より抜粋)

論文では日中の書道と篆刻の共通點を比較し、筆者の長年の自身の実踐経験と具體的な事例の論証を通じて、《甲骨文集》22507習刻骨にある2つ、長い間甲骨學術界の學者からは「図畫」、「図案」の図形と稱されていたものが、実際には當時殷人が卜文を書契練習する一つの教範図であると導いている。これにより甲骨文の習刻骨上にあった“図畫の謎”という難題は解決され、殷人の卜文の習刻訓練內容と分類の研究に1つの新たな構想を提供した。

これは張大順氏が30年來、甲骨文書道の領域での研究におけるもう1つの重大な突破でもある。この學術成果は甲骨學研究領域の開拓、研究視野の広がりに1つの新しい道と啓発を提供しただけではなく、更に甲骨文書道の理論體系の確立を助けるものであり、甲骨文書道の教育基礎の研究に大いなる貢獻となった。

張大順 Chou Taijun

甲骨文書道家・篆刻家・画家 The world of Calligraphy, Seal carving and Ink painting, and Oracle bones script Calligraphy.